とりあたまめも

とりあたまさんの、とりあたまさんによる、とりあたまさんのためのメモ

埼玉野鳥の会主催のヤング探鳥会に行ってきた | Nikon COOLPIX P1000 試写とおまけの Panasonic DC-TX2 での野鳥写真レビュー

概要

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桜の中で採餌するアオジ

2019 年 4 月 20 日 (土) に埼玉県秋ヶ瀬公園で開催された日本野鳥の会埼玉県支部主催の「ヤング探鳥会」に参加してきました。

ヤング探鳥会は、主に10代から40代の若手バーダーで集まって探鳥することで、未来を担うバーダー同士の交流を深めようという趣旨のもと、およそ2-3ヶ月に1度行われている探鳥会です。

この日の参加者数は 58名。日本唯一の野鳥専門誌「BIRDER」による取材と、ニコンさんの厚意による P1000 と双眼鏡モナークの貸出も行われました。

お天気にも恵まれてよい探鳥日よりとなりました。観察できた鳥については後述します。

  • 概要
  • 交通手段、参加費支払い、探鳥会の説明
  • コース
    • 鴨川の河原
      • 広角端と望遠端での画像比較
    • 農耕地付近
    • 秋ヶ瀬公園
  • 観測された鳥(声だけの場合も含みます)
  • 探鳥会の持ち物
    • 必須
    • あると良いもの
  • 埼玉野鳥の会について
  • 補足: 日本野鳥の会と会主催の探鳥会について
  • おまけ: Panasonic LUMIX DC-TX2 での野鳥写真
  • Nikon COOL PIX P1000 総評
    • 良いところ
    • いまひとつだったところ
    • オススメできる使用例
  • ついでに Panasonic LUMIX DC-TX2 総評
    • 良いところ
    • いまひとつだったところ
  • さらについでに SONY DMC-RX10M4 総評
    • 良いところ
    • いまひとつなところ
  • まとめ
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2018-01-19 大阪城公園、2018-01-20 琵琶湖探鳥

概要

1/20 にアルパインツアーサービスさんの 3 週年記念琵琶湖探鳥バスツアーに参加することに。 せっかくなので前日 1/19 も有給を取って大阪に入り、前泊して大阪城公園を探鳥してきました。 大阪は両日とも冬の晴天に恵まれていたのですが、滋賀県はまとまった雨が降ったりやんだりを繰り返すあいにくのお天気。 ただし冬の琵琶湖周辺はいつもこんなふうなのだと湖北野鳥センターのバードガイド I さんが教えてくれました。

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2018-01-07 宮ヶ瀬湖・早戸川林道 探鳥

2018-01-07 宮ヶ瀬湖早戸川林道 探鳥

撮影した写真

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ハイライト/良かったところ/気づいたこと/面白かったこと

  • 駐車場を出たところでニホンザルのオスに遭遇。こちらに向かって歩いてくる。ただし目は合わせないようにしながら。我々の前までくると、安全のためかガードレールの外側に移動し、足早にさささと逃げていく。後ろ姿をみて「……うむ、オスだな」としっかり確認した。
  • 尾羽のないセグロセキレイが地面で採餌していた。しばらくそれが何かわからなかった。尾羽ピコピコしてないセグロセキレイは本当に奇妙。
  • カルガモが交尾している様子を見ることが見ることができた。互いに見つめ合う角度で頸を上下にぴょこぴょこと振るお辞儀をした後、案の定♂が♀の上に乗り、♀が頸から上だけ池の上に出る状態で交尾。ほんの数秒で交尾が終わると、♂は♀の周囲をくるーっと1回泳いで周り、♀は池に沈んで濡れた羽から水分を払うためかバサバサっと翼を打ち振る。♂が周囲を1回泳ぐのはだいたいどのカルガモでもやってるがあれはどういう意味があるのだろう。「彼女はボクのもの」という縄張りの主張なのかもしれないし、嬉しさを表現するダンスなのかもしれない。
  • 真冬の葦原でオオヨシキリが「ギョシギョシ」と歌う声を聞いた。こちらも今のなんだっけとしばらく考えてしまった。本当にオオヨシキリだったのだろうか。しかし声を間違えそうな鳥ってほかにいない。
  • 赤、青、黄、オレンジ色の鳥さんに会えた (ベニマシコ・ウソ・ルリビタキキセキレイアオジジョウビタキ)。
  • ヒガラ、ベニマシコ、カヤクグリが撮影しやすい位置に出てきて採餌してくれた。
  • 機材を軽くしたので 11km の早戸川林道の往復が前回よりだいぶ楽になった。
  • 帰り際あと 5 分というところでカワガラスが鳴きながら飛んできた。二度目も会えて嬉しかった

ローライト/悪かったところ、反省点

  • 残念ながらヤマセミには会えず。釣り人が橋から糸を垂らすより早い時間に行かないと見られないのかも。
  • 出た鳥の種類こそ多かったが、全体に鳥の数が少ない。
  • 気温が -1 度で寒くて手がかじかむ。手袋はしていたし袖口にカイロを仕込んだものの、ニコワンの小さなカメラのつまみ類はとくに操作が難しい。冷え性なのでニコンの 2 重手袋が必須。

見た・聞いた鳥さん (46 種類)

今回利用した交通手段

  • 中央林間まで電車で移動後、中央林間にあるオリックスカーシェアのカーシェアリングを利用して宮ヶ瀬湖まで移動。
    • 車はホンダのハイブリッドカーで、ユーザーインタフェースが特殊でとてもわかりにくく、車幅も広くわりと小回りが難しかったようだ。
    • 高速は使わず下の道のみでおよそ 1 時間で到着。
      • 都心に近づくほど渋滞するのでこの方法は便利だった
    • 駐車場が隅っこで駐車が苦手なオットは苦労していたが、なんとか 1 度の試行で駐車できた。だいぶ上手になったなあ。

そのほか

  • 早戸川林道では、金沢橋をすこしすぎたあたりまでのアップダウンのある程度ある道を往復 11km 程度歩く健脚コース。鳥は崖側に出る場合は 3m ~ 20 m ぐらいで近く、湖側に出るときは数百 m 以上と遠く、崖側は日陰になることが多い。

2017-12-23 舞岡公園 探鳥

出会った鳥さんたち

アオジ
採餌するアオジ
耕運機の後をついて回るチュウダイサギ
耕運機の後をついて回るチュウダイサギ
かくれんぼの名手、横バーコード氏ことヤマシギ (おっちゃんぽい)
かくれんぼの名手、横バーコード氏ことヤマシギ (おっちゃんぽい)
溝で採餌するタシギ
溝で採餌するタシギ
赤い実をついばんでまわるメジロ
赤い実をついばんでまわるメジロ
見事に擬態するアリスイ
見事に擬態するアリスイ
採餌するシジュウカラ
採餌するシジュウカラ
枝を次々渡っていくすばしこいエナガ
枝を次々渡っていくすばしこいエナガ

ハイライト

ローライト

  • 毎年会えていたベニマシコに会えなかった
  • ウソの当たり年は過去 1 度だけでそれ以来会えていない
  • 池にカモ類がいない (コガモは田んぼにいたが、マガモがいたはず)
  • ガビチョウが増えているような気がする
    • シロハラかな、と思ったらガビチョウというのが何度かあった

見た・聞いた鳥

  1. コガモ
  2. キジバト
  3. アオサギ
  4. チュウダイサギ
  5. コサギ
  6. バン
  7. ヤマシギ
  8. シギ
  9. カワセミ(声)
  10. アリスイ(初)
  11. コゲラ
  12. アオゲラ(声)
  13. モズ
  14. ハシボソガラス
  15. ハシブトガラス
  16. ヤマガラ
  17. シジュウカラ
  18. ヒヨドリ
  19. ウグイス
  20. エナガ
  21. メジロ
  22. アカハラ
  23. ツグミ
  24. ジョウビタキ
  25. ハクセキレイ
  26. アオジ
  27. ガビチョウ

舞岡公園への交通アクセス

  • JR 戸塚駅下車。駅前バスターミナルで 8 番のりばから「京急ニュータウン」行きに乗車し、終着駅下車、徒歩 5 分くらい
  • 近隣の駐車場: あり (有料)

2017-12-16 宮ヶ瀬湖ダム 探鳥

概要

  • まだ見ぬヤマセミの姿を求めて宮ヶ瀬湖ダムで探鳥
  • 残念ながらヤマセミさんには会えずまたも幻に終わる
  • ベニマシコ、ルリビタキジョウビタキなど冬の赤い鳥・青い鳥・黄色い鳥には出会えた

宮ヶ瀬ダムアクセス

スケジュール

時刻 場所 概要
06:30 日本橋 待ち合わせ
06:40 神田橋 IC→首都高→中央高速→相模湖東IC→国道412号線→県道513号線 往路
08:00 宮ヶ瀬小中沢 C 駐車場 到着
12:00 早戸川林道の 2 つ目の金沢橋を行き過ぎたあたりまで 探鳥(往復)
14:00 宮ヶ瀬湖畔遊園地『花かげ』 昼食(うどん・そば)、店内禁煙
15:00 宮ヶ瀬湖畔遊園地周辺 (じゃぶじゃぶ池) 探鳥
16:00 水の郷商店街カフェ 『tenba』 休憩(お茶、コーヒー、ケーキ、甘味、クレーなど)、店内禁煙
18:00 中沢 C 駐車場→相模湖IC→圏央道→八王子JCTで中央高速→初台IC 復路
18:45 神保町『ガヴィアル』 夕食
19:00 神保町 解散

見た・聞いた鳥

計 40 種

写真

カマキリ? の卵塊をついばむヤマガラ

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しげみで採餌するベニマシコの雄

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総評

  • 「ヤマセミは実在しない鳥」「たぶんダム伝説」
    • 地元の人いわく「ここ一週間くらい見ていない」らしい
  • 「鳥が例年の 1/5 ぐらいしかいない」
  • 宮ヶ瀬湖ダム周辺は適当にひらけているので、飲食の心配はない
  • 早戸川林道はトイレが駐車場にしかない
    • 往復 4 時間ぐらいかけて探鳥することになるのでその間トイレに行きたくならないよう出発前の水分摂取に気をつけること
    • 冬の探鳥は寒いので、お腹を下しやすい人は整腸剤などで整えておくことを推奨
  • 早戸川林道は一般車両通行禁止 (自転車は入れている様子)
    • 早朝の路面はところどころ凍結しているので自転車は相当気をつけないと危ない (& 徒歩の探鳥者がそこそこいるので乗るなら野外活動保険は必須)
  • カメラなどの装備:
    • 崖側の鳥(小鳥)は距離が近いが湖面の鳥は遠いのでどちらの鳥をより見たいかによってレンズ焦点距離を使い分ける
    • 歩く距離が長い & アップダウンがそこそこあるのでなるべく軽い装備を推奨

2017-11-17~2017-11-19 苫小牧航路で見られた海鳥たち・写真編

ものすごく静かでありえないほど遠い

先日の苫小牧航路の弾丸探鳥ツアー、

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備忘録も探鳥リストも文章ばかりで味気ないので少しだけ出会えた海鳥写真を掲載しておく。 双子の低気圧のおかげか甲板では横殴りの暴風が吹いており、頑張って押さえ込んでも三脚やレンズが勝手にダンスを踊る状況だった。その中で 1500 枚ちかく撮影したが、かなり甘めに査定しても 450 枚しか残せなかった。航路はまだ(もう?) 5 回目だが毎回こんな感じで、鳥を見つける鍛錬もさることながら撮影の鍛錬もまだまだこれからだ。

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2017-11-17~2017-11-19 苫小牧航路で見られた海鳥たち

何がでるかわからない

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実際行ってみるまでは何が出るかわからないらしいのが航路だそうで、あくまで「今回の」旅行でみた鳥の参考として書き残す。 これは旅行会社が主催する探鳥旅行に参加しての釣果であり、鳥を見つける目が 40 名分あったこと、うち 3 名はプロのバードガイドであることを申し添えておく。

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